2005年12月11日
渡辺俊介の通信簿 2005
- Egar
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- カテゴリー:選手たちの通信簿

2005年シーズンの活躍を通信簿として振り返るこの企画『選手たちの通信簿』第5回は、今シーズンマリーンズ最多の15勝を挙げ、31年ぶりの優勝に大きく貢献した渡辺俊介の通信簿です。
俊介は先日発表された、WBCの代表選手に選出され、王監督からエースに指名されるなど、今や日本球界を代表する投手に成長しました。
では、飛躍を遂げた今シーズンの成績を振り返ってみましょう。
《2005年シーズン成績》
| 試合数 | 勝 利 | 敗 戦 | セーブ | 防御率 | 勝 率 | 投球回 | 打 者 |
| 23 | 15 | 4 | 0 | 2.17 | .789 | 187 | 722 |
| 被安打 | 被打率 | 奪三振 | 三振率 | 与四死 | 四死率 | 失 点 | 自責点 |
| 152 | 7.32 | 101 | 4.86 | 31 | 1.49 | 48 | 45 |
| 獲得タイトル | なし | ||||||
今シーズン最初の登板は、開幕カードとなった新球団楽天との第2戦。
初戦でマリーンズはエース直行を立て、岩隈に負けていただけに、この試合の持つ意味は非常に大きいものでした。しかし、打線は初回に2点を奪うと、2回には更に11点を奪い、一気に勝負を決めてしまいます。
大量点差の中、俊介は緊張感を切らすことなく好投し、完封でマリーンズの初勝利を飾りました。
5/8のベイスターズ戦では、シーズン2度目の完封勝利。
この試合も18対0という大差のゲームでした。
その後も俊介は次々に白星を重ね、交流戦終了時点では9勝1敗の成績。
素晴らしい成績を残し、シーズン後半を迎えます。
しかし、肘の違和感により登録抹消。1回先発を飛ばします。
復帰戦となった7/1のライオンズ戦。
ホークスとの首位攻防戦に2連敗し、約2ヶ月の間守り続けた首位の座を陥落した後でしたが、俊介は8回を1失点。先発の柱として、流石というピッチングを見せてくれました。
その後も大崩れすることなく1年間を戦い抜いた俊介は、不調の直行に代わってプレーオフの開幕投手を任されます。圧巻だったのは、このポストシーズンです。
ライオンズ松坂との投げ合いとなった初戦、いきなり先頭打者の栗山にライトスタンドへ先制のソロHRを打たれますが、その後は立ち直って7回を1失点と素晴らしいピッチング。
勝ちこそつきませんでしたが、俊介の粘りのピッチングが、マリーンズにポストシーズン全体の流れをもたらしたと言っても過言ではないでしょう。
この後ポストシーズンでは、PO2ndラウンドの第3戦に先発し7回を無失点。日本シリーズは第2戦に先発し、今季4度目の完封勝利を収めました。
よく考えたら、POに入ってから点を取られたのは、初戦の初回ですから、その後22イニング連続無失点だったわけですよね。
あの緊張感の中で、この結果は素晴らしいを通り越して凄いの一言に尽きますね!
アジアシリーズでも優勝のかかった最終戦に登板。
あまり調子がよくなかったようですが、6回を1失点。8安打を打たれても得点を許さない辺り、日本のエースと呼ぶにふさわしい活躍でした!
シーズン中は、ホークス戦の登板数が最多で、6試合に登板。
4勝1敗と、あのホークス打線を相手にしても2.70の防御率を残しました。
チームとして対ホークス戦は10勝10敗の成績でしたから、俊介の功績がいかに大きかったかが分かりますね。
では、俊介の通信簿、皆さんの投票結果を見てみましょう。
《通信簿投票結果》 ※評価基準はコチラ
| 評 価 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 結 果 |
| 投票数 | 246 | 4 | 1 | 0 | 2 | 4.94 |
| 割 合 | 97.2% | 1.6% | 0.4% | 0% | 0.8% |
いや~凄いですね。皆さんの票は、「最高の活躍!!」の”5”にほぼ100%が集まりましたね。”1”に2票入っていますが、どこかのひねくれ者かアンチマリーンズファンの票でしょうね。
実際今年の成績は素晴らしかったですよね。
投手3冠の各部門において、防御率2.11は杉内に次ぐ第2位。勝率.789は第3位、勝利数15は第4位の成績でした。
俊介の凄さは、投球回。単純な投球回数ではなく、平均投球回数です。
23試合に先発し、187回を投げた俊介の平均投球回は、8.13回と両リーグ通じてNo1の成績です。
平均投球回数が7.5回を越えたのは、パ・リーグでは松坂(7.67回)と杉内(7.56回)だけ。ミスター完投と言われるカープの黒田でも7.33回、セ・リーグNo1の三浦大輔でも7.66回という数字です。
まあ、セは指名打者がないですからね。展開で代打を出されることも多いでしょうから。
でも、俊介の平均投球回が球界No1という結果は変わりませんがね。
その他にも今年は、『俊介が投げると大量得点』というジンクスもありました。
タイトルには恵まれなかったのですが、味方の援護には恵まれたということですね(笑)
マリーンズの今季1試合平均得点は5.44点。しかし、俊介の投げた試合では1試合平均がなんと6.87点という結果。ちょっとこの数字を見てください。
《俊介登板試合の得点》
| 0~4点 | 5~9点 | 10点~ |
| 11試合 | 5試合 | 7試合 |
なんと俊介の投げた試合では、3回に1回近い割合で10点以上を打線が取っているんです。
更に言うなら、50%以上の確率で5得点以上を上げています。
与四死球率も1.49という数字。この辺も含めて、俊介の投球のリズムが生み出した結果でしょう。
8日に長女も誕生した俊介。来年はチームの優勝と共に、自身もタイトルを取ってくれると良いですね。
渡辺俊介投手、1年間お疲れ様でした!!
最高のパフォーマンスをありがとう!!
選手たちの通信簿、すでに第3弾投票も中盤にきております。
皆様ご協力をよろしくお願いいたします。
貴重な先発左腕として、復活が期待される康介の通信簿をお届けします。お楽しみに。
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