2005年12月17日
薮田安彦の通信簿 2005
2005年シーズンの活躍を通信簿として振り返るこの企画『選手たちの通信簿』第8回は、薮田安彦の通信簿です。
昨年セットアッパーとしてブレイクした薮田。今シーズンも、重圧のかかる場面で多くの登板をしました。
先日はWBCの日本代表に選ばれ、今や球界を代表するセットアッパーになりました。
そんな薮田の今シーズンを振り返ってみましょう。
《2005年シーズン成績》
| 試合数 | 勝 利 | 敗 戦 | セーブ | 防御率 | 勝 率 | 投球回 | 打 者 |
| 51 | 7 | 4 | 2 | 3.07 | .636 | 55.2 | 220 |
| 被安打 | 被打率 | 奪三振 | 三振率 | 与四死 | 四死率 | 失 点 | 自責点 |
| 42 | 6.79 | 54 | 8.73 | 15 | 2.43 | 20 | 19 |
| 獲得タイトル | なし | ||||||
薮田の今季初登板は、開幕から7試合目となった4/2のホークス戦。
開幕から結構空きましたよね。
4対4の同点の8回、俊介、久保の後を受けて3番手での登板。先頭のズレータに四球を許すと、続くカブレラに2ベースを打たれ失点。送球の間に3塁まで進まれ、更に無死3塁のピンチが続きましたが、立ち直った薮田は、後続を切って取り1失点で切り抜けます。
やはり、誰でもシーズン初登板は緊張するのでしょう。しかも、同点のゲーム終盤。
試合は、この1点が決勝点となってしまい薮田が敗戦投手に。苦い初登板となってしまいました。
その後の登板では、昨年通りの神ピッチングを披露します。
5/25の段階では、防御率1.65。打者との対戦成績は57打数8安打の被安打率.140という素晴らしい成績を残していました。
が…5/28のベイスターズ戦での登板、ハードラックが薮田を襲います。
1対1の同点で迎えた8回から登板した薮田でしたが、4番佐伯にHRを打たれ、リードを許します。
その裏、李のHRで同点に追いついてもらったのですが、村田、石井に連続被弾で4失点。
9回を投げきることができずにマウンドを降ります。村田にHRを打たれ、悔しがる薮田の表情を、私は今も忘れられません。
しかし、ベンチに戻った薮田にチームメイトの多くが声をかけていました。
この時、今年は本当に強いチームになるだろうなぁという気がしました。
交流戦期間中に薮田の登板は13試合。15回2/3を投げ、5失点。
この日の4失点以外には、広島戦での1失点だけなんです。
本当薮田神と呼ぶにふさわしいピッチングを披露していました。
この試合の後の皆さんのblogも、薮田を擁護する声が多かったですよね。当の私もその1人でした。
交流戦以降も安定したピッチングは続きます。
逆転の1位通過に向けて臨んだ9/20のホークス戦では、その安定感からボビーはマサを投入後、あまり良くないと見るや薮田にスイッチ。守護神交代か?という場面も有りました。
シーズンを終えて、登板数51試合(チーム最多)は、その信頼の現れでしょう。
防御率も3.07。野球に『たら』『れば』を言ってはいけないのは分かってはいるのですが、あえてあのい横浜戦での失点がなければ、防御率は2.44まで下がります。
薮田の場合、同点や1点差負けぐらいの様々なケースでの登板となりますから、毎回準備が大変だと思います。そんな中、この成績は素晴らしい結果だと思います。
中でも特筆すべきは、被安打率でしょう。
薮田の被安打率は.208(201打数-42安打)。この成績は、パ・リーグの他の右腕セットアッパーと比較しても素晴らしい数字です。
西武の森は.235(187-44)、ホークスの吉武は.278(252-70)、バファローズの加藤大輔は.225(297-67)となっています。
ちなみに、今シーズン大ブレイクした阪神の藤川は、.175(325-57)と恐ろしい数字を残しています。
まあ彼の場合、80試合に登板して防御率1.36という結果ですから、内容も良くて当たり前というところも有りますが…
更に奪三振率8.73も、40イニング以上登板した投手の中で、チームNo1です。
そんな薮田の通信簿投票結果を見てみましょう。
《通信簿投票結果》 ※評価基準はコチラ
| 評 価 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 結 果 |
| 投票数 | 147 | 93 | 4 | 1 | 1 | 4.56 |
| 割 合 | 59.8% | 37.8% | 1.6% | 0.4% | 0.4% |
60%近くの方が「最高の活躍!!」の”5”に投票。あとは、「素晴らしい活躍!」の”4”40%弱が集まり、”3”以下にはほとんど票が入りませんでした。
現在のところ、俊介に次ぐ第2位。
やはりそれだけ皆さんが薮田の活躍を評価しているという事ですね。
昨シーズンはリーグ最多の66試合に登板。今シーズンもチーム最多の51試合に登板した薮田。
薮田なくして、今のマリーンズの強さは無いと言っても過言ではないような気がします。
来年も更なる飛躍を期待しています!
薮田安彦投手、1年間お疲れ様でした!!
先日から、選手たちの通信簿第4弾投票を開始致しました。
皆様ご協力をよろしくお願いいたします。
次回は、マリーンズの誇る「劇場王」(爆)小林雅英の通信簿です。お楽しみに。
最近更新頻度が下がってきていますが、明日以降はちょっと気合入れて更新する予定です。
いつも見に来ていただいている方、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
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